前撮りのメリットはいくつかあります。
まず、落ち着いて撮影できるということです。結婚式当日はとても忙しく、緊張することも考えられます。あわただしいスケジュールの中で、落ち着いて納得のいく記念撮影をするのは、ある意味難しいです。ですが前撮りでしたら、余裕をもってリラックスした環境で撮影に挑めます。
結婚式はウェディングドレスに決まっているけれど白無垢にも挑戦したい、という方にとっても着物姿での前撮りは便利です。逆に、結婚式は着物に決まっているけれど、憧れのウェディングドレスを一度は着てみたいという方の場合は、ウェディングドレス姿で前撮りするのも良いでしょう。
そして着物といえば京都が似合います。
もしも白無垢を着るのでしたら、京都で撮影してみるのはいかがでしょうか。撮影スポットとしては、やはり清水寺や八坂神社などの歴史的建造物をおすすめします。また、風情のある竹林や祇園の小さな裏路地などで撮影をするのも古都の雰囲気が出ていて素敵です。
京都は市街地から近い場所に歴史的建造物が多くあり、新幹線や地下鉄や市バスといった交通機関も充実していますので、
比較的アクセスしやすいのもうれしいポイントです。
和装で前撮り!おすすめポーズはコレ!
まず定番中の定番ともいえるポーズは、庭園などで男女が立っている姿です。男性は少し横向きで上半身は正面を向く感じで、女性は横向きになり顔は正面を見ます。横向きの姿で撮影することでスリムに見せることができるのもうれしいポイントです。
そして、男女が和室で畳の上に正座したまま正面を向いている姿を撮ることもあります。立ち姿や正座の写真はあらたまった感じがありますので、目上の方へ結婚の報告のハガキを出すときにも使われます。せっかくの新婚時代なのだから仲の良い雰囲気を残したいという方に人気なのが、仲良しポーズです。
例えば、男性が女性をエスコートするシーン、仲良く手をつないでいるシーン、男女が一つの傘を持つ姿、おでことおでこをくっつける瞬間、キスシーンを扇子で隠した写真などがあります。こういった写真は、自分自身の思い出として撮影する方も多いです。
結婚式の雰囲気を再現した写真を撮りたいという方におすすめなのが、ご祈祷や玉串拝礼の瞬間を撮影した写真です。こういう写真は、これぞ結婚式といった雰囲気で神聖でキチンとした感じがしますので、親戚や友人に出す結婚の挨拶のハガキに使うのも良いでしょう。