結婚式を挙げる場合に限らず、成人式を迎える時には
前撮りをする人が多いです。
前撮りをする場合には、写真館の室内で撮影するパターンは
昔から多いですが、最近は屋外で撮影するパターンも増えてきました。
屋外が注目されている理由は、まずその季節ならではの
自然の美しさを背景にすることができるからです。
これは、室内の撮影では決して味わうことができない魅力のひとつになります。
例えば、春に結婚をする場合には、桜が満開のロケーションで
撮影することで、その時期の魅力を写真の中に詰め込むことが可能です。
屋外が注目されているもう一つの理由は、意外性のある写真が撮影できることです。
外で撮影する場合には、晴れている日が理想的です。
しかし、必ずしも晴れている日が良いとは限りません。
例えば、6月に撮影する場合には月の後半に差し掛かると
雨が降る日が多くなります。ちょうど梅雨の時期になるためですが、
あえて雨が降っている日に撮影をするのも他にはない個性を出すことが可能です。
このように、屋外で撮影するメリットはたくさんありますが、
ロケーション選びも重要になります。
屋外でも、特に自然が味わえるような場所は若い人に人気があります。
京都で撮影するならよいスポットを探そう
京都は、お寺や神社あるいは庭園などがたくさんあるため、
前撮りをする場合には魅力的な地域と言えるでしょう。
京都の中でも前撮りにふさわしいスポットの1つは嵐山になります。
嵐山と言えば渡月橋が有名です。観光客も多い場所ですが、
観光客の多くは土手の近くにあるお店や渡月橋を渡ることはあっても
土手の方まではなかなかやってきません。
写真撮影をする場合には、昼間の時間帯でも土手から撮影すれば
人が入り込まない状態で撮影ができます。
しかも背景には、美しい渡月橋とその奥にある山々がそびえ立っているため
景色としても最高でしょう。
嵐山の美しいところは、春夏秋冬をはっきりと感じることができる店です。
特に人気があるのは、秋の紅葉の季節になります。
もし秋に前撮りをしたい場合には、11月中旬位を狙うと
他では味わえない美しい景色を背景にして撮影することが可能です。
京都でもう一つ魅力的な場所は、鞍馬寺になります。
鞍馬寺は、京都の市街地から離れた山の中にあるため、
観光客が少なく撮影チャンスはたくさんあります。
例えば、鞍馬寺に上っていく途中にある赤い灯籠が並ぶ階段で撮影をすれば、
その趣き深い石段と色鮮やかな赤い灯籠がいつまでも脳裏に残るでしょう。